| 埼玉県 北本自然観察公園 ( 夏 ) | ![]() |
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梅雨前線がまだ日本列島に残り、蒸し暑い日が続く7月中旬である。山は雨模様で危険なためにここしばらく山へ入っていない。自宅のマンションから見る奥武蔵の稜線が今日は薄っすらとみえる。
武甲山の半分削られた山容が薄っすらと見える。 その背後には奥秩父の稜線が珍しく確認することができ、富士山はさすが今日は見えないが、奥多摩につなぐ雲取山の稜線がぼんやりと奥に見えた。
曇りで時おり雨もまじる天気のためと、すでに昼を回っていたため、近場に決め 車で行くと川越からは30分程の地点にある。川越栗橋線の釘無橋を渡り、次にホンダエアポートを右手に見る太郎右衛門橋を渡り、渡り切った最初の信号を左に入るコースである。 北本自然観察公園の専用駐車場には午後1時頃到着。月曜日であったが小中学校が夏休みにはいているためか、車の駐車台数が普段より多く感じた。 ふれあい橋を渡り左に隣接する湿地帯の木道を歩くことにした。最初に目に入ったのは頭上に注意の標識である。木の上部にはスズメバチの巣がありこれから初秋にかけて注意が必要だ。
足早に過ぎた後、直ぐ下の木道に入った。台風第4号「マンニィ(Man-yi)」の影響でウキヤガラがだいぶやられていた。草丈の低いミゾソバは明るいピンク色の花を呈しており健在であったが、湿地帯全体が少し荒れており、カヤツリグサ科、イネ科、イグサ科などの湿地を好む植物で被い尽されている。 絶滅危惧種のタコノアシがだいぶ成長し、一ヶ月後には花を咲かせるぐらいに伸びている。今度来るときが楽しみだ。ヘビ、カナヘビに出くわした。さすがにヘビは苦手である。いちもくさんに逃げ出したい気持ちである。最近は少し慣れてきた。 木道の奥にはヤブミショウガの群生があり、見事であった。ふれあい橋まで戻り、橋のたもとのクズは梅雨明の真夏の頃に開花しそうである。 その後、自然学習センター後ろの側の東屋のある高尾の池方面に進む。いきなりマムシ注意の看板である。最近でたらしい。橋脚のある木道に入り、ミクリの花と実を写真に取る。雌花は撮ったが、雄花をデジカメに撮るのを忘れてシマッタ。シマッタ!とはこのことかと痛感した。 木道をはさんでミクリの反対側にはコウホネが群生している。黄色の花が目に飛び込んでくる。周りの葉に隠れて写真を撮る良いアングルが見つからない。12倍ズームで一輪のコウホネの花を選んで撮ってみた。あきらめていたが期待以上にぶれずに良く撮れた。灰色の暗い雲が空を被ってきたので、自然学習センターへ行くことに決めた。 さらに奥の桜堤へは湿地帯が続き、ミズタマソウ、イヌゴマ、ハエドクソウ、アオツヅラフジ、ヤブジラミ、ヤブラン、ミズヒキ、ジャノヒゲ、イヌガラシなど,少し早い気がするがアキノタムソウなどの草花の期待が膨らむが雨のためセンター塔である自然学習センターで雨宿りした。 雨がやみ再び、行動開始。外に出る。学習センター脇の森の木の下で小学生と父母が20人程集まって何かやっていた。指導員が草笛の実演をしている。これが終わると漆の木の話をしていた。 ”触れるとどうなのか?” 鋭い質問が飛び交い指導員が奮闘していた。指導員は大変である。 花粉症に影響する植物、食べてはいけない茸や野草など沢山の知識がないとできない仕事である。 高尾の池周りと高尾ふるさとの森などを歩いた後、学習センターに戻りタヌキモについて聞いてみた。花はまだ咲いていない模様であるとのこと。またの機会に見せてもらう約束をして退館した。 |